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11月, 2017の投稿を表示しています

ブルゴーニュ サマリーとDIY

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「フェルトのゲーム」と聞くと「手芸店に売っているの?」と思う人もいそうだ…とか思いながら。 ゲームデザイナー:ステファン・フェルト氏の作品「ブルゴーニュ」が、自分のなかで再ブーム到来中です。 原題は「Die Burgen von Burgund」 英名は「The Castles of Burgundy」のようで、オランダ人の友達に「Which game do you like?」とたずねたら「バーガンディ!!!!!(あとアグリコラ!!!)」と返ってきました。 正確には日本語で「ブルゴーニュの城」(お城をスタート地点に自分の領地を発展させていくゲームなのです)?ですが、みんなブルゴーニュと呼んでいます。 ゲーマー好みのゲームというイメージが強くて最初の一歩が踏み出せずにいましたが、やってみたら、自分だけのボードを使うこともあって 邪魔し合う要素が少ない し、できることも サイコロを振ってアクションに割り当てる だけ、ゲームの流れはとてもシンプルだと感じました。 効果をコンボさせたり、計画を立てるのがとても楽しい です。 (詳しいルールは(しんどいので)書きません!インターネットにたくさん記事がありますのでご参照ください。) 複雑なのは 「 配置する タイル(効果)の種類」と「点を取れるタイミング」が多い こと。 なのでサマリーを作成しました。 インターネットには他にもすでにいくつかサマリーがアップされていますが、こちらでは タイル一覧 と 手番でできること と 得点を取れるタイミング について記載しています。 選択肢のひとつとしてお使いいただければ幸いです。 ブルゴーニュのタイル効果・アクション・得点条件  (A4サイズ PDF) 先日あるゲームカフェでブルゴーニュを初めての人と遊ぶ機会があったのですが「やっぱりサマリがないと無理!www」となりました。 (インストは店長さんがしてくださいました◎) 一応、 タイル効果については個人ボードまたはタイル内に絵で説明がある のですが、拡大再生産ゲームのカードによく見るこういった図、私はいつも半分くらいしか理解できていません。 ブルゴーニュについては自分用のインスト資料も作りました。 ※こちらは自分が理解している事項についてははしょっていて、そのまま使用していただくのはお

トリックテイキングいちにちめ。

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このブログはトリックテイキング・アドベントカレンダー2017のために立ち上げました。 「トリックテイキング」はゲームのシステム・ジャンルの一種で、トランプカードを使って遊べるルールが多くあります。 このシステムを利用して作られたボードゲーム(カードゲーム)もたくさん見かけます。 私はトリックテイキングのボードゲームをいくつも遊びましたが、トリックテイキングという言葉は知らないままでした。 「こないだ遊んだセブンってカードのゲーム、楽しかったなー。インフェルノも…。あっ、これどっちもトリックテイキングってジャンルなのか〜」 と思いだし、ある日突然トリックテイキングの面白さに目覚めたのです… (後日追記…インフェルノ、トリックテイキングゲームじゃないですね) そんな状態のまま「トリックテイキングとはなんぞや」という人に向けた説明図を作りました。 ありがたいことにトリッカー(トリックテイキング好き)の方々から分かりやすいとのお声をいただきました。 専門用語が多いので、初心者の目線で色々はしょって作ったものがかえってわかりやすくなったのかな、と思っています。 トリックテイキングのきほん  (PDF A4サイズ) 基本がわかればいろんなトリックテイキングゲームが遊びやすくなるのでお得だと思います◎ぜひ一緒にあそんでください。 図ではトランプカードで説明しているので、全部使って遊ぶ場合のスートはハート・スペード・ダイヤ・クラブの4つですが、ボードゲーム(カードゲーム)のゲームの場合はスートが3つとか5つ以上あるものがあり、カードの色や絵柄などの種類でスートがわかるようになっています。 切り札も特定のカード(強そうななにかの絵柄とか!)に設定されているものが多いです。 トリックテイキングゲームは専門用語が多いぶん奥が深い(沼が深い)ので、また気が向けば「ふつかめ。」として記事を書きたいと思います。 この説明図作成にあたり、主に以下の動画と記事を参考にさせていただきました。 動画 【ボードゲーム How To Play】「トリックテイキングの基本と8bit Trick」(The Game Galleryチャンネル) 記事 トリックテイクについてオススメの5つのゲーム 初

ヤニブ氏とアッサーフ氏

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ヤニブというトランプゲームが楽しかったので、遊び方を図にまとめました。 トランプ一箱と得点をメモできるもの(紙とペン、スマホのメモ帳機能など)があれば遊べます。おうちでご家族と「ちょっとハラハラするゲームがしたいな」という時におすすめです。 ヤニブ説明図 (PDF A4サイズ) 「自分の持ち点を少なくできたけど、次に自分の番がまわってくる前に他の人に「ヤニブ」されちゃうかもしれない…!」 とか 「 場のカードは大きいけど交換しなきゃいけない…山札に賭けるしかない!」 などのもどかしさがあり、 無事「ヤニブ」できたときのスッキリ感 がうれしいです。 ヤニブはイスラエルで人気のゲームで、「ヤニブ」も「アッサーフ」もイスラエルでよく見る人名のようです。 トランプでラミー系と呼ばれるゲームを遊ぶのは、ヤニブが初めてでした。 インドのおもちゃ屋さんに行った時にラミーキューブのいろんなバージョンをみかけたので「中東に近い地域はラミー系のゲームが盛んなのかな?」と勝手に推測したりしました。 この説明図作成にあたり、以下の記事を参考にさせていただきました。 ゲーム紹介 - ヤニブ (トランプ屋ブログ) ヤニブ(ゲームばっかりやってないで) ヤニブ宣言できる点数が違ったり、終了条件の合計点が違ったり、さまざまなバリエーションがあるようです。 人数が多いと低い点数のカードが集まりにくく時間がかかるため 5人以上ではトランプを2箱ぶん使ったりするそうです。 そのあたりの注釈も説明図右下にちょこっと入れました。 私が遊んでいるスマホのアプリでは 3人プレイで「7点以下でヤニブできる」そして「200点以上で終了」 がデフォルトでした。(課金で5点以下の設定などをアンロックできるので、わざとベストなバランスから逸らされているのかもしれませんが) 3人7点以下ヤニブでも、個人的にはじゅうぶん楽しいです。200点はやっぱりちょっと時間がかかります。

たほいヤーは全知全能の神様

2017年11月18日(土)、大喜利&たほいやをしました。 たほいやは広辞苑を使うゲームで、もともとはFictionaryという海外の遊びだそうです。 ボードゲームの「Dixit」をご存知の方は、それとルールや得点計算が似ているのでイメージがわきやすいかも。 その熱が冷めないうちに、以前作成した たほいやのルール説明図 と たほいや便利シート をアップしました。 ご家族とお友達と、ぜひ遊んでみてください。 言葉遊びが好きな人と一緒だと盛りあがるなぁーと、大喜利勢と遊んで感じました。 どちらもPDF形式で、A4サイズでプリントして使えます。 たほいやのルール説明図 Wikipediaの記事をもとに、「お題の意味を知っている人がいたら言葉を選び直し」など細かい部分を改変しています。 たほいや便利シート 説明図「2」の時点で、お題のところにお題を書いてください。 説明図「4」の時点で、筆記役さんが意味(要約可)を【1】〜【8】(※この枠は人数分しか使いません)に縦書きします。 説明図「5」の時点で、チップをグレーの数字部分に置きます。(紙からはみ出ることもあります)

ボードゲーム履歴書と自己紹介

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別府さいと申します。 このたび、ひょんなことから「トリックテイキング・アドベントカレンダー2017」に執筆させていただくことになり、ブログが必要になったため、作成しました。 まずは自己紹介かわりに以前作成した「ボードゲーム履歴書」の画像をアップします。 ちなみにこの履歴書のテンプレートは以下からダウンロードできるようにしてあります。よかったらご記入ください◎ さっそくtwitterやゲーム会で使ってくださった方もいらっしゃってありがたい限りです。 ボードゲーム履歴書 (PDF) さて… 自己PR欄のとおり、私はボードゲームが好きでイベントの主催をしているわりに 「ルールの読解力がとぼしい」 のです… 説明書を読んでも5分後には頭から抜けてしまったり、一人で試しに遊んでみるというところまで気力が及ばなかったり…。インスト(ゲームのルール説明)がスムーズにできず、そのことばかりが頭に残って、楽しいゲームの思い出が台無しになった日も少なくありません。 そこで、自分なりに工夫しようと思い「何から説明したらわかりやすいか」という説明事項の順序をまとめたインスト用資料や、サマリー(得点条件の一覧表とかタイルの説明とかを1枚の紙にまとめたもの)を作ってみました。これは性質に合っていたみたいで、いつのまにかライフワークになっていました。 (自分の言葉に直して説明資料を作るとぐっとインストしやすくなるのでおすすめです!) ものごとを整理したり、予定を立てることが好きなのだと思います。 今後ともよろしくお願いします。 このブログでは、そんな感じで制作したものをアップしていこうと思います。 ボードゲームを楽しむ時間が少しでも充実したものになるように、お役にたてたら嬉しいです。