ホイスト2022

 
今年はゲームプレイに特化したタロットカードデッキを作りました。

タロットカードは大アルカナカード小アルカナカードで構成されています。
大アルカナカードは22枚あって、これらだけで遊ぶ「ホイスト22」というゲームがあります。ボードゲームアリーナでも遊べます。 ホイスト22(Whist 22) - ボードゲームアリーナ

とりっくまさんが用意してくれた「フレンチタロットデッキで遊べるルール集」のページにもルール説明があります。

ホイスト22(Whist 22)- 世界のタロットゲーム オーヘル・ウィザード・スカルキングをご存知の方には、これらに似ているゲームというと分かりやすいでしょうか。手札が1枚のトリックではインディアンポーカーのようになるのもパーティー的で面白いです。 しかし、どこか単調に感じたので、ルールを改変して遊んでみました。 その名も「ホイスト2022」。まさに今年のトリックテイキングアドベントカレンダーにふさわしい記事ではないですか! …という半ばギャグを言いたいだけのノリで考えてみたホイスト2022は、友人たちのアイデアのおかげでなかなか面白くなりました。 シンプルで、ホイスト22のルールを崩さず盛り上がるルールだと思います。 しかし、テストプレイヤー全員ともゲームデザイナーではありませんので、ご容赦いただき楽しんでいただけますと幸いです。 プレイヤー数はホイスト22と同様に3〜5人です。人数によってプレイ感が変わる可能性があります。 さて、ホイスト2022のルールでホイスト22と違う点だけを挙げておきます。 ・ホイスト22は持ち点の減点式で誰かの持ち点がゼロになったラウンドでゲームが終了します。つまり、規定のラウンド数を行うというゲームではありません。 しかし、ホイスト2022は合計13ラウンドを行った時点で点数計算をし勝敗を決めます。 各自が7枚の手札を持った状態からゲームを始めて、次のラウンドでは6枚、その次のラウンドは5枚…と減っていき、手札1枚でのラウンドを行ったあと、また手札2枚から始めて、3枚、4枚…最後に7枚の手札でゲームをします。
・ホイスト22と同様に減点式ですが、ビッドに失敗したプレイヤーは、銀行ではなくビッドに成功した他のプレイヤーに「ビッド数と獲得トリック数の差分×10点」を支払います。 ぴったりビッドに成功しなければ、多くても少なくても相手に点を渡してしまうことになります。 例:サイ、オザキ、サヤがプレイしています。手札が7枚のラウンドで、サイは3をビッドしました。しかし、4トリックを獲得しました。
ビッドと獲得トリックの差分である1に10を掛け、オザキとサヤにそれぞれ10点ずつ支払います。
このため、持ち点がマイナスになることもありえます。チップで点数管理する場合は、マイナスとプラスがわかるように分けるなどしておきましょう。 ・ビッド数がゼロの場合の点数も上記と同様です。 ・★のカードが出されたトリックで20のカードが出たら、20を出したプレイヤーが★のカードのランクを0にするか22にするかを決定(変更)できます。 ★より先に20が出ていた場合も、★が出た時点で、20を出したプレイヤーが0または22の指定ができます。 ・先述の通り、13ラウンドを終えた時点で持ち点の高い人が勝ちです。
ホイスト22は持ち点を14点から始めてだいたい1点ずつしか減らないので少しダレがちだったのですが、ホイスト2022は13ラウンドできっかり終わるのでプレイ時間も想定しやすいです。 以上! フレンチタロットは敷居が高いとか、ちょっとした時間でタロットのゲームを遊びたいというときにぜひやってみてください。 最後に…テストプレイとアイデア出し、プレイングカーズアイオーの部屋づくりにつきあってくれたおざきさん、さやさん、なかさん、ホイスト22のルールを翻訳してくれたとりっくまさん、ありがとうございました! 今年も素敵な友人に恵まれた1年でした。2023年も皆さんにとっていい一年になりますように!


コメント

  1. Hello Beppu-sama! How can I reach you (or the people at engames) about licensing Nokosu Dice?

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